日本の二輪市場は現在低迷していると言われています。国内の中で最も二輪車量が売れたのは1982年です。この時代は原付バイクでもある50ccの排気量を持つスクーターバイクのブームが起きた時で、1年間で約328万台の販売が行われたと言われています。しかし、以降は販売台数が減り、2008年時点では最盛期の約6分の1まで減少しています。
これに対して、ハーレーは24年連続で販売台数が増加するなどの特徴があり、販売が行われる4台に1台はハーレーが売れているなどの人気ぶりを持ちます。
ちなみに、ミリオンダラーハーレーと呼ぶオートバイをご存知でしょうか。このバイクは、カスタムバイクビルダーのBartels氏が手掛けた車体、デザイナーアーティストのジャック・アームストロング氏がトレードマークのコズミック調ペイントを施したもので、アメリカを象徴するフォルムとデザインが特徴です。
尚、このバイクは100万ドルで入手可能と言われていますが、100万ドルと言うのは日本円では約1億2,000万円、バイクが好きな人でも簡単に購入する事は難しいものです。愛される理由、選ばれる理由は独自開発のエンジンにあると言われています。
アメリカのハイウェイを走行する事を想定して開発が行われたエンジンは、長時間のツーリングでも走行性能が損なわれないなどの耐久性、そして車体の耐久性が高いなどの特徴を持ちます。これはハーレーダビッドソンジャパンの製品も同じで、日本のバイクメーカーとは違う道を歩むなどの特徴があるからなのです。